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生間流式法秘書抜萃 - 翻刻

生間流式法秘書抜萃 - ページ 85

ページ: 85

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【右丁】     春は   夏は   秋は   冬は      青    赤    白    黒      黄    黄    黄    黄      赤    白    黒    青      白    黒    青    赤      黒    青    赤    白  右は何れも祝言之時に用うる飾り様也衣桁に緒之掛様  あれども略す口伝       広蓋之事 広ふたはになひの蓋也になひの本名を唐櫃と云古は小袖 を入れ棒にてになひたるゆへ荷なひといふ也大内にて御 【左丁】 衣を入れるを御衣櫃といふ古はものこと簡易にして人に衣 類を給はる時にも其櫃之蓋にすゑて給る也下つかたにて も他国へ使者に参る時は馬或は人足抔に衣櫃を持せ参り 其蓋に小袖などを積み出しけるなり後世に至りてこの蓋 ばかりを別に作り広蓋ととなへ用う故に恰好も自ら古の 櫃のふたとは大にかはれり 古はこの櫃には足なし鐶を左右の中央に付けこれに緒を 通しくゝり荷ふ当今は左之図の如く足を六本付るなり 今之挟箱は古の足なき唐櫃之形也挟箱之沿革は爰に記す 要なきゆへ略す       になひ及広蓋之略図