← 前のページ
ページ 55 / 108
次のページ →
翻刻
人余死大凡ニ而弐十人死候よし
十三日(立秋 ) 朝より曇暑気強終日暑気ニ而夕方北
《割書:七十八度|八十三度》 之方ニ雷気夜ニ入くもり
十四日 朝よりくもりむしあつし七ツ時ゟ雨
《割書:七十八度|九十度》 ふる直止殊之外むしあつし夜ニ入六
《割書:籾追々下|落 壱分弐斗六七升 》ツ半時より雨ふる五時雨止
十五日 明方より雨降終日雨ふり九ツ時より
《割書:七十六度|八十五度》 北風もやう暮方雨止空合殊之外ニも
《割書:星の飛事|雨のことく数》 め夕立の雲のいろ〳〵ニ而風も上に
《割書:千とも可申や|古今珍敷事》 ハ余ほと有之候様子夜五ツ時ゟ空殊
《割書:なり皆北|より南ニむ 》 之外ニはれ夫時ゟ四ツ半時迄之間星の
《割書:き横ニ飛|落るやう也 》 飛事夥しく雨の横にふることく北の
《割書:如何なる事|ニ可有之や 》 方より南のかたへ横ニ飛誠ニ恐敷様
ニ見へ申候
星ニ大小ありて飛候跡ニ筋のことくの光しハ
らくハ消不申候折々ハ北より東ニ飛候も有之
又真直ニ落候も有之誠ニ不思議之事なり
若暫天気続居候而俄ニ大雨降候而晴候事故陽
気の発動いたし候事ニも可有之候やあまり不
思議之事ニ御坐候