翻刻!いきもの図鑑

コレクション: 本草図譜(くずし字)

本草図譜. 巻28-30 - 翻刻

本草図譜. 巻28-30 - ページ 64

ページ: 64

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【右丁】 一種   円葉(まるは)の物(もの) 【左丁】 釣藤(てうとう)  漢名一名 牛角花(きうかくくは)《割書:台湾(たいはん)|府志(ふし)》 かきかつら      つりはりかつら ふじとりばら《割書:寺嶋三|才図会》  紀州 熊野(くまの)豆州 赤沢(あかさは)山及ひ青野房州 臼(うす)か台(たい)等(とう)の暖地(たんち)の山中にあり藤蔓(とうまん)  年を経(ふ)るもの樹(き)の如く三四月新葉を生す紅色 嫩茎(わかくき)は方なり葉(は)は山茶(さんちや)《割書:つは|き》に似(に)  て薄(うす)く対生(たいせい)し一節は釣(てう)二つ次の節(ふし)は釣(てう)一つなり其 釣(かき)扁(ひらた)くして曲(まか)り魚(うを)を釣(つる)針(はり)の  の【の重複】如(こと)し土人魚を釣(つる)枝(ゑた)梢葉(こすへのはの)間に小(ちいさ)き花を生し円毬(まるき☐[まヵ]り)をなし四五分にして黄茶色(きいろ)  なり後 楊梅(やうはい)《割書:やま|もゝ》の如き実(み)を結(むす)ふ 【版心の中央部に記載あり】 釣藤 【十四行下から三字「黄茶色」の「茶」に振り仮名が無い】