東京学芸大学「学びと遊びの歴史」を翻刻!

コレクション: 学校教材発掘プロジェクト 7 増補頭書訓蒙図彙大成

増補頭書訓蒙図彙大成 10巻 3:巻之4 - 翻刻

増補頭書訓蒙図彙大成 10巻 3:巻之4 - ページ 25

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【右丁上段】 ○土器(かはらけ)は京(きやう)  西山(にしやま)嵯峨(さが) 又 北山(きたやま)畑枝(はたゑだ)  下(しも)は深草(ふかくさ)辺(へん) よりつくり出(いだ)   せり庭訓(ていきん) にも嵯峨(さが)  がはらけとあり ○大原(おはら)の黒木女(くろぎめ)は  京 北山(きたやま)大原(おはら) の女(をんな)黒木(くろぎ)をいたゞ  きて京(きやう)に出(いで)て あきなふ事は  むかし平(たいら)の惟盛(これもり) の妻(つま)阿波(あわ)の内侍(ないし)  平家(へいけ)亡(ほろ)びて後(のち) 【左丁上段】 おはらに住(すみ)  て世(よ)わたり のため売(うり)給ひし  より始(はじま)れり そのほか八瀬(やせ)  又は雲(くも)が畑(はた)高(たか) 雄(を)の梅(むめ)が畑(はた)など  同く女(をんな)木柴(きしば) をあきなふなり ○屠者(としや)は牛(うし)馬(むま)の  肉(にく)を屠割(ほふりさく)もの なり今いふ   穢多(ゑた)なり  又 屠児(とじ)とも    いふなり 【右丁下段挿絵】 土器(かはらけ)   師(し) 大原(おはらの)  黒木女(くろぎめ) 【左丁下段挿絵】    《割書:ゑた》   屠(と)    者(しや)