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【右丁】
八日 大風雨
朝四ツ時分より家々屋敷腰へ乗水
昼九時頃より屋内へ水入いたし
暮六ツ半頃少々引潮
九日 和晴
朝屋内縁之上計落水暁方に致
門前村道迄引落候昨日堤切大水
馳込屋々屋内へ水入致之事此
方は西土蔵礎迄乗水いたし候得共
縁之上には乗水無之候屋内之
分は中側ゟ奥三 間(マ)の分は少々 下(シタ)水
乗候得共差たる事無之前土蔵
は縁之上七八寸乗水カタ付埒方
無人に而行届兼早品々 濡(ヌラシ)申候
此外門長屋物置小屋等不残乗
水に付品物濡れ候而込申候
十日 和晴
村中道筋不残水引落申候
大出水之時は誠に屋敷 低(ヒク)■(け)れ
は迷惑至極候得は以後は可
成丈ヶ高屋敷に盛地致へ