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コレクション: コレクション2

麻疹御伽双紙 - 翻刻

麻疹御伽双紙 - ページ 10

ページ: 10

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【右】 腋下狐臭気《割書:わきのした|わきがのにほひ》房中淫液気《割書:男女ましはり|の気》 行遠労汗気《割書:とふみちをしてほね折|あせたしたるにひ》溝糞濁悪気《割書:ふるどふのくされ|つちのにほひ》 諸瘡腥臭気《割書:てきものうみちの|にほひ》砒硫蚊煙気《割書:ひそうゆわう|かいぶしの気》 誤焼頭髪気《割書:かみの毛を火に|入れたるにほひ》吹滅灯燭気《割書:やすろうそくを|吹けしたるにほひ》 柴煙魚骨気《割書:かまとのけむとうをの|ほねのやけるにほひ》葱蒜韮薤気《割書:ねきにら大にら|らつきよのにほひ》 煎炒油煙気《割書:あふらけを|するにほひ》酔酒葷腥気《割書:さけのみがねきや|まくろをくひたるにほひ》 麝香燥気《割書:香剤(かうざい)にしてかはかす|ゆゑいむ》 【左】   生人性来《割書:しらぬひとの|出入》詈罵呼《割書:大/声(こへ)にて|はらたつ事》万【?】梳頭《割書:女のかみをゆふ|にむかはす》 右の避忌(へきい)つゝしむ時はおもき症(せう)も軽(かる)くなりつゝしまされば 軽(かる)き症(せう)も重(おもき)きに変(へん)す豈(あに)これをつゝしまさらんや  右/数条(すじやう)は著作(ちよさく)の趣意(しゆい)にして正尽無交(しやうじんむかう)の常(とく)【?】  実話(じつは)麻疹(はしか)の害(かい)を免(まぬか)れ玉はん事をおもふ老婆心(ろうばしん)也  見玉はんへ必(かならす)あなづり捨(すて)玉ふへからす時にこれより  御伽双紙(おときさうし)第二番目(たいにばんめ)串戯(くわんぎ)教訓(きやうくん)始(はしまり)左様(さよふ)【串戯=冗談】        チヨン〳〵〳〵 幕(まく)