翻刻
【右丁】白紙
【左丁】
水野
弾正少弼源分長ハ右衛門大夫殿《割書:徳川殿御外祖|忠政の御事》第八の男
藤二郎忠分の嫡子なり忠分織田殿につかへて天文
六年十二月八日摂津国立岡の戦にうち死す早《割書:四十|二歳》
分長はしめハ三左衛門尉と申て奥州の守護蒲生の
家にあり《割書:参議|氏々》氏郷卒して後徳川殿の御家人と
なつて慶長四年の十二月八日大番の頭となされ明
れハ五年の秋関か原の戦ひにハ海道の御 供にて
候ひける六年二月尾張国小川の城をたまふ《割書:二万|石》
同き九年 叙爵して備後守に任しその後又