翻刻!いきもの図鑑

コレクション: コレクション2(楷書)

梅園草木花譜夏之部. 2 - 翻刻

梅園草木花譜夏之部. 2 - ページ 37

ページ: 37

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本草和解曰   浮萍《割書:異|名|》水萍 和名 宇幾久佐  當書の草説よく合へり 百競に曰   田字草 萍 和名 宇木久佐  下條詳          救荒本草曰             荇 菜 又名く 金蓮兒と                 一名 藕蔬菜           水中拖て蔓を而生す葉似り初生の荷葉に近め茎           有椏 葉浮水上に開き金黄花を者則是           當に正に最圖相合す                   甲申端午薬露日                   真寫 大和本草に曰    荇  又莕と云 是荇菜也    和名抄に荇菜をあさ々と云下の條にあぐ    大和には二種を載せ救荒野譜じにはあさヽ    の文字莕菜とせり是はやはり荇也    可考                 〇新撰六帖の歌                  水あまる沼のあさのヽ浮てのみ                   あるはあるともなき我身かな     和名類聚抄ニ曰        荇 爾雅注に曰荇菜《割書:は上の音は杏字亦作る莕に|和名阿佐々|》        叢生水中に葉圓め在長端短隋水の深淺に者        也        大和本草ニ曰荇菜をあさヽと訓するは誤なるへし        あさヽはかはほねに似たる水くさなりあさヽは根あら        はる荇菜は根あらがれす蒪菜に似たり 和漢三才圖會水草類ニ曰    莕《割書:音|杏|》 荇 水鏡草    《割書:唐音| ひん|》 水葵 鳬葵        靨子菜 接余        金蓮子 和名阿佐々             環 曰                荇 あさヽ                 根生水底に茎如股 の上青く                 下白し葉緑色亦紫を帯せり圖而似                 滑る浮て有水面に名物辨觧                 杜甫詩曰 水荇牽風翠帯長と云                 者是也本草綱目一名水鏡草                 一名靨子菜と云今所々在沼地                 中多生似蒪菜有 又五辨の                 開く黄花状似小蓮花故に羅願                 尓雅に金蓮子と云又白花あり葵元                 度か名物解に荇蒪を混説す浮                 萍は 也状豆の大さにめ葉水面を                 とづる物是也田字草は 也                    葉がつみと云諸書誤多                      混雑す予圖状を可考 黄山丹花(きひめゆり)                     甲申年五月七日寫