翻刻
和名類聚抄ニ曰
大麥 蘇敬か本草注に曰
一名 青科麥
和名 布土無岐
一に云 加知加太
麥陶隠居か本草注に曰麥 和名牟岐
今按に大小麥の惣
名也
異名分類抄ニ曰 こぞくさ 年こへくさ しやり
猿樂に麥をしやりと云
甲申五月八日後園
真寫
増補多識編麻稲類類ニ曰
大麥 和 牟岐(むぎ)又云 不土牟岐(ふとむぎ)
名一に云加知加太
《割書:増補|異名|》牟(ばう)麥
同年同時十有八日
箭墨真寫
本草一家言云
賽珊瑚 むめもとき 一名 落ー
霜ー紅
梅嫌(むめもとき)の花 正字不詳 嫌
當に作塞に 俗云牟女毛止岐
此の木三種あり一種白花の
者實をむすはす當木
冬に至て紅實あり又
白実の者を杜莖山(しろむめもどき)
と云花細白色
大和本草に曰
畫譜木の本に所謂
虎茨 是なるへき由を去り
不審
予曰
以て珊瑚の二字を為する木の名と者は賽珊瑚〇珊瑚樹
〇桃葉珊瑚《割書:あお|き|》〇旱珊瑚《割書:せん|りやう|》〇其の外實の赤き者
珊瑚の名あり