翻刻
夏菊花 甲申五月七日真寫
大和本草に曰 今京都及び諸品に曰
佛甲草 一夏草
又無根草と云載す
増補多識編石草類ニ曰
佛甲(ぶつかう)草 和 今按に 保土(ほと)
名 計乃豆米(けのつめ)
地錦抄に
一名佛指甲(ぶつしこう)
又一夏草を載す
甲申年五月十有七日
庭間岩中真寫
和漢三才圖會石草類曰
以知草 正字不詳
景天草の和名
謂以知久佐と此
者景天の屬也
故誤曰以知草と
乎
按説景天に極小なる者なり又似爪蓮華苗に
茎々弱如蔓の繁を五月開く小黄花を人
家栽ゆと云庭園者是乎別に佛甲草を載たり
花葉不合大和本草の圖 り何れを本名とする
矣以知草の説當(あた)る此に