翻刻!いきもの図鑑

コレクション: コレクション2(楷書)

梅園草木花譜夏之部. 2 - 翻刻

梅園草木花譜夏之部. 2 - ページ 45

ページ: 45

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     のたちなつゆき 地錦抄に曰      斘麻        又一種             先種白花の者を藥種斘麻と云者即泡もり             斘麻なり當草も藥に用ゆるよしを記せり地             錦抄には  花淡い紫の者を藥種斘麻と云                        甲申蕤賓廿有四日                        両種山野陸田望寫 大和本草に日本邦の俗醫 斘麻と云手用ゆる物二種あり 一種は鳥の足と云其葉芹に 似たり一種はたて斘麻と云 葉も茎も太たてに似たり二種 とも斘麻にあらず心不可用よし を記せり予曰く淡盛斘麻と 云う者は白花の者を真とす薄 紫花の者藥斘麻なり 増補多識編山草類ニ曰    斘麻(せうま) 和 土利乃安志久佐(とりのあしくさ)        名 又稱す 宇多加久佐(うたかくさ) 和 《割書:増補|異名|》周麻 大和本草ニ曰    燈心草 和名井と云      此の草諸州にうへて席に織て爲利と普及干備後の産に 増補多識編實濕草類ニ曰    燈心草 和 伊久左(いくさ)俗に云        名 土宇志牟(とうしん)と     《割書:増補|異名|》虎鬚草《割書:綱|目|》 碧玉草《割書:同|》       順和名抄に蘭を井と訓し又鷺の尻刺と云此の物水草にめ       三角あり席にしてよはし本草綱目に燈心草龍鬚の異名に       蘭の字なし別物なり