翻刻!いきもの図鑑

コレクション: コレクション2(楷書)

梅園草木花譜夏之部. 2 - 翻刻

梅園草木花譜夏之部. 2 - ページ 55

ページ: 55

翻刻

赤芽桐(あかめきり)   是は國俗の方       言                      両花                       甲申年林鐘十有四日                       真寫                  或人曰                   大和本草曰けらの木に                   よく合予不然あかめ桐と                   けらの木異にて不同け                   らの木は梓に似て其実莢                   をならず房にめ色赤色 讃(ままなり)                   下る鳥好して食ふ木の 木理(はだ)                   も梓に似たり赤め桐に非らず 大和本草曰    番椒   昔日本に無之太閤秀吉伐朝彼の國より    《割書:とうからし|》 趣旨を取來る故に俗高麗胡椒と云    巻懐食競に曰倭俗呼唐加良志と           尤古書不出さらよし群書に載す故異名漢名木           不知         和漢三才圖會味果類に言う            番椒 番とは者南番之義也            《割書:たうあらし|》  俗云南蠻胡椒《割書:今云|》唐芥子         番椒は出於南蠻より慶長年中此と與煙草と同時         將來也中華も亦大明之未始有之故本草         綱目に不載之を予曰其性本草に無之遒生八牋〇時珍                  食物本草に見へたり