能登半島の資料を翻刻!

コレクション: SHOSHO「能登」

誹諧 能登釜 - 翻刻

誹諧 能登釜 - ページ 11

ページ: 11

翻刻

判挟して下す子規の巣    良 名 雲霞帆柱すぐる人あやし   喜 山の背にかくす北辰     文 形はかり村の社の御遷宮   水 醸好きは京の聟君      之 明過る枕香炉の香は消て   良 何寸降た峰の初雪      得 なふそこに牛牽て行巣父殿  文 元しれぬ革(かは)の大ひ巾着   喜 宮里は田舎も物の雲母(きら)有て 之 情か仇(あた)に富士を踏さる   良 名月も蒲団をかぶる虚労病(きよらうやみ) 得 軽帷子と見ゆる穂薄(ほすゝき)    文 ウ 秋の雨壁もきはつく台所   喜