翻刻!草双紙の世界

コレクション: @chinjuさんと読む草双紙

亀山人家妖 3巻 - 翻刻

亀山人家妖 3巻 - ページ 13

ページ: 13

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【右ページ上部】 岡持 いよ〳〵 心まよ ひおのれ がおとこ ぶりのよ きゆへとめ 山にほれられたる なるべしとおもひ かゞみ【鏡】にむかひて 見れば 大つうの 美男と 見ゆる ゆへ いよ〳〵 うぬ【うぬぼれ】 となる 【右ページ下側】 かゞみを見 たてとめ やまが きやう げん【狂言】で ない所が よめた扨 〳〵おれ が内の かゞみは とんた わるく  みへる いけない かゞみだ ます風かほふくれ    めほそくみゆる 【左ページ上部】 ますんども すこぶる手 者【てしゃ、女郎として手練れの意】なれば 岡持が うぬに なりたる をみて■【能ヵ】 なぐさみ なりとて おもひ入れ出て 見せければ 又これも少 心うごき たん〴〵から だがちいさく なるやうに 見へのちには ちいさ過る やう ̄ニ  なる 【左ページ下部】 【岡持の発話】 おれも いろおとこ     の うちへいれ     て くれる  きか 【ますんどの発話】 すけなり さん アイサ ほんでおつすよ 【注 湖月抄は延宝元年(1673年)に成立した北村季吟が著した「源氏物語」の注釈書、源氏物語」の本文を全文掲載してそれへ注釈・解説されていて、江戸時代に良く読まれていた「源氏物語」の注釈書、全60巻あり、本コマでは床の間の箱に収納されている】