翻刻!草双紙の世界

コレクション: @chinjuさんと読む草双紙

亀山人家妖 3巻 - 翻刻

亀山人家妖 3巻 - ページ 5

ページ: 5

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喜三二はばけものゝしゆこうに さま〳〵くふうをこらし心で 心とさうだんしながら とろ〳〵ねいる 喜三二が心の友に 亀山人をはじめ狂歌れんのてがらの おかもちさいけんのじよをかくほう 【左ページへ】 せい堂なとよりあい【注①】 ばけものゝさうだんする はやりのくわいらんしよく【案②】 などであんし【案じ】はある まいか しよせんほんの ばけ物を かいては あやまる おかもちが朋誠堂か 喜三二が亀山人かと きくもきまぐれ そこが何か ありそうな ものさ 【左ページ下】 くわいさい こうといふ あんじも 口もとの 所だ 【注① 「亀山人」は喜三二の別号】 【「てがらのおかもち」は「手柄岡持」で、喜三二の狂歌号】 【「さいけんのじよをかくほうせい堂」は朋誠堂喜三二が当時、吉原細見の序文を書いたことによる】 【案② 執筆年の天明6年正月元旦に江戸で皆既日食があり、それを指すらしい】