翻刻!草双紙の世界

コレクション: @chinjuさんと読む草双紙

化物夜更顔見世 2巻 - 翻刻

化物夜更顔見世 2巻 - ページ 13

ページ: 13

翻刻

ばけものどもちよろけんに をいちらされどうもばけた 気(き)たかはけねヱとはかつ てんがゆかぬとのらきつねが かたへきたりこのよしを はなせばきつねそれは こゝろへぬとめいぎょく【名玉】の はこをとりいだし よく〳〵みれば たまはいつのまにやら 鳥(とり)の町(まち)とうのいも とぞなりにけり きつねのきもをいもに【肝が芋になる=肝を潰す、の意】 していもふようふもなひと【芋う(言う)ようもないと?】 あきれたとのこといかに青本(あをほん) なればとてはなみづばしでお六が すりかへたといふきやうげんもなひに いまいもとはけさのぞうにのはらのかわよつて   おわらひ御いちらんとめてたき        はるのしんはんもの〳〵〳〵 おれをめいぎよくの かへだまとは名玉(めいぎよく) せんばんと【迷惑千万と】とふの いもが【唐の芋が】ふへはふいたが 地(ぢ)くちをいつたは このそうしが はじ めて なり 豊国画 【唐の芋の絵の中】 さくら川 慈悲成 戯作芋