翻刻!草双紙の世界

コレクション: @chinjuさんと読む草双紙

化物夜更顔見世 2巻 - 翻刻

化物夜更顔見世 2巻 - ページ 4

ページ: 4

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されはゑちこのくに の大入道なにとか おもひけんあまたの ばけものをあつめ 申けるは人けん は百ものかたり とてわれ〳〵か うはさをしゆ んくりはなし【順繰り話し】 そのこと 百と【百度】おはる じぶんは よんどころ なくわれ 〳〵やくに あたりて ゆくこと ありあま りといへは じゆうにな りてよか らぬこと【あまりに自由(勝手)すぎて良くない事】 さやうにやす くされては のち〳〵はけ 【左ページへ】 ものは子どもしゆ もこわがらぬよ うになるべし それゆへこのにう だうがそんするは【存ずるは】 にんけんの百もの がたりしたらは人けん のいでくるはうたかひなし【出で来るは疑ひなし】 そのときこのにうとう にんげんにてんぜう         を【天井を見せる=仰天させる】 みせんはかり ことそのふん こゝろへたまへ と申けれは みな〳〵にうだうの ことはにつき百もの がたりをはじめ ともし火もひと すしとなりけるをにうどう 火うちはにてけさんとせしが いづくともなく しばらく〳〵引【「引」は長音記号の代わりか】 【右ページ下】 しばらくとはと いへば あまたの ばけもの 口を そろ へて もゝ ん じィ 引【長音記号として】 たしかにかきの すをふの ばけもので ござり ましやう どりやこの ともしびを けすべいかどりや 【左ページ】 いつれもきを つよくめされ このくらいのことか こはくて ばけものゝ めしが くはれる ものか きづかひねヱ わかしなら【若衆なら】 この川太郎が めにあわせて やるは