翻刻!草双紙の世界

コレクション: @chinjuさんと読む草双紙

化物夜更顔見世 2巻 - 翻刻

化物夜更顔見世 2巻 - ページ 9

ページ: 9

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日きり のかね なか〳〵 与(よ)四郎三文の【わずかな金子の】 てたてひく【義理を通そうと】とや せんかくやと【ああでもない、こうでもないと】 お も ひしが その 上お ろくは 花(はな) 水(みつ) は し の のら き つ ね と て きつね 【左ページへ】 なかまの おうぶ【大分限=金持ち】 けんあ りこの のらきつ ねのかたへ しのひ入 まんまと はこにい れある ところのふくさつゝみ たしかに二三百両 おつとのためかた じけなひと はまむらやと   こじつける 【浜村屋=瀬川菊之丞(女形役者)の屋号】 ちよろけんは  ゆとうふの   つかひにいで このていをみて  ちよろけんと   してゐる 【右ページ下段】 きうにさゝいの【さざえの】 からがなひから あわひのかいへ 火をともしたら へちやァねヱ ゆきのした      が 【左ページへ】 つる【蔓?】をたした      やうだ はまかぜさむくろくか よひにくつたるふく らにのあはひのかいへ 火をとほ〳〵【とほく?】とぼし ても〳〵あかりかねァ むかうのひのくちけ やぶつておんなの とんちきとんで      でた やれでたそれでた  あねこかのうと   人さんかたの    もういゝに【?】      しやう おれが身はこうらいや むすことみへやうが一つしぐり【地ぐる=洒落を言う】ますと   りきんで      こふらいやまたなんのことた【高麗屋と「こりゃ」をかけた地口】