翻刻
【右丁】
すべてようくはいはきのまよひなりしるしにたてるはたもさほ【竿】を
とれば大じやのことしこしにさすつるぎもあわせてみればつのににたり
りやうわう【陵王=注】がかぶともせいぞろひのばめんも
はなしてみれば
おそろしく
おもはるゝ
さればはこ
ねより
さき
にも
ばけ
ものは
いてま
じ
とかく
どう
もう【童蒙】は
しよ【書】を
なまび
さへすれば
ものゝまよい
もはれ一生
あかるくくらずこれほどめでたひことはない
も一つまけてめでためでたし〳〵
【絵中の文字右から上下の順】
太刀(たち)
陵(りやう)
王(わうの)
冑(かぶと)
【注:蘭陵王 541〜573年、本名・高長恭。「その美貌が兵士の士気を下げることを恐れ、仮面をつけて戦っていた」という有名な伝説が誕生した。】
旗(はた)
馬面(ばめん)
【左下隅】
豊国画
花道作【囲みの中、下に落款】
【左丁ラベル】
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