翻刻
【右丁上段】
腹帯(はらおび)
○䪊(おもがい)は馬(むま)の頭(かしら)をまとふ飾(かざり)
なり又/絡頭(らくとう)とも書(かく)べし
○鞭(むち)は策(むち)筴(むち)同又/檛(むち)と
も書(かく)べし馬(むま)のむちなり
○韁(きやう)は手綱(たづな)なり口(くち)にある
を鞿(き)といふ八/尺(しやく)又は九/尺(しやく)二
三/寸(すん)のものなり
○屧脊(せうせき)は鎧(よろひ)のしたにきる
はだつけなり鉄(てつ)にてつくる
○障泥(しやうでい)は鞍(くら)のかざりなり韂(せん)
𩍲(し)同/熊(くま)鹿(しか)の皮(かわ)にて作(つく)る
○鉗(けん)枷(か)ともに罪人(つみひと)を禁(きん)
獄(ごく)する具(ぐ)梏(くびかせ)桎(てがせ)をくはへて
三 ̄ツ道具(どうぐ)といふ
○枷(か)はくびかしなり足械(そくかい)とも
【左丁上段】
いふ梏(こう)は手(て)がしなり、手械(しゆかい)と
もいふ
○発頁(いしびや)は西漢(せいかん)といふ州(くに)より
つくりはじむ南蛮(なんばん)より房(はう)
西(いう)といふもの日本(につほん)に献(けん)ず
○笞(ち)はしもとなり杖(じやう)はつえ
なり
○棒(はう)棍(こん)も棒(ぼう)なり
吾杖(ごじやう)は今(いま)いふ切木棒(きりこのぼう)也
○飄石(へうせき)は今(いま)いふづんばいなり
又/礫碆(がんばい)とも書(かく)べし
○鹿砦(ろくさい)は▢(いばらの)【木偏に棘】木(き)なり地(ち)に
うへて人馬(にんば)のあゆみをさま
たげて軍(いくさ)の要害(ようがい)とす
○碇(いかり)は舟(ふね)を鎮(しづ)むる石(いし)なり
といへり𦩘(てい)同(おなじ)いかりなり
【右丁下段挿絵】
輿(よ)《割書:こじ》 兜(とう)《割書:たごし》
車(しや)《割書:くるま》 輦(れん)《割書:てぐるま》
《割書:きよ》
【左丁下段挿絵】
輞(まう)《割書:おほわ》 輪(りん)《割書:わ》
轂(こく)《割書:こしき》 軸(ちく)《割書:よこかみ》 轅(ゑん)《割書:ながえ》
桊(けん)《割書:はなぎ》 輻(ふく)《割書:や》