東京学芸大学「学びと遊びの歴史」を翻刻!

コレクション: 学校教材発掘プロジェクト 7 増補頭書訓蒙図彙大成

増補頭書訓蒙図彙大成 10巻 5:巻之9-11 - 翻刻

増補頭書訓蒙図彙大成 10巻 5:巻之9-11 - ページ 9

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【右丁上段】 役車(えきしや)を車なり ○籃輿(かんよ)は今(いま)いふあんだ あをだなり箯輿(べんよ)竹輿(ちくよ) 同し ○柁(だ)は舟(ふね)のかぢなり柂舵(だだ) 同又/櫂(かぢ)とも書(かく)べし ○㯭(ろ)は櫓(ろ)並同/縦(たて)に用(もちゆる)を 櫓(ろ)といふ横(よこ)に用(もちゆる)を槳(かぢ)と云 ともに舟具(ふねのぐ)なり ○棹(かい)【左振り仮名:さほ】は舟(ふね)をやる物なり篙(さほ) おなじ ○舟(ふね)は黄帝(くはうてい)の二/臣(しん)共鼓(くはうく) 貨狄(くはてき)舟(ふね)をつくる又/虞姁(ぐこう)舟(ふね) をつくる又/伯益(はくえき)つくる工倕(こうすい) つくるとまち〳〵説(せつ)おほし ○艇(てい)は船(ふね)のちいさくして 【左丁上段】 長(ながさ)をいふ又二百/斛(こく)以上を 艇(てい)といふ舸同 ○舶(はく)は海中(かいちう)の大舩(たいせん)なり 市舶(しはく)商人(あきんど)ぶね米(こめ)ぶね也 ○艜(たい)も小舩(しやうせん)なりひらたふ ね舩(ふね)ちいさくしてふかき物 舼(きよう)ともいふ俗にたかせといふ ○帆(ほ)は舟上(しうしやう)の幔(まん)なり風(かせ)に したがひて舩(ふね)をうかむるもの なり帆維(はんい)はほなはなり ○檣(しやう)は桅(き)帆(はん)竿(かん)ともに同 ほばしらなり○篷(とま)は𥴣(とま)同/竹(たけ)をとりて箬(たけ)をあみて船(ふね)をおほふものなり ○野航(やかう)は小舩(しやうせん)なりわたしぶね舴艋(そもう)同○筏(いかだ)は竹(たけ)を編(あむ)をいふ水(みづ)をわたるものなり木を ▢(ひ)【木偏に単の上部が竹冠】といふ竹(たけ)を筏(ばつ)といふう桴(ふ)同○番舶(はんはく)は南蛮(なんばん)ふねなり○䡄(き)はくるまのよこ木なり ○轄(くさび)は車(くるま)の輪(わ)にあるものなり ○車蓋(しやかい)は車(くるま)のやかたなり𨎐(こう)同一に黄屋(くはうをく)ともいふ蓋(かい)はきぬがさなり 【右丁下段挿絵】 筏(はつ)《割書:いかだ》 野航(やかう)《割書:わたしぶね》 番舶(ばんはく)《割書:ゑびすぶね》 篷(ほう)《割書:とま》 【左丁下段挿絵】 車蓋(しやかい)《割書:くるまのやかた》 轄《割書:くさび》