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コレクション: 養蚕の書

養蠶摘要 - 翻刻

養蠶摘要 - ページ 10

ページ: 10

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られ又は甚敷南風にあてられ。■蚕と云病を発し。腐りたれ死す 《割書:北国のならひ・若狭くだりとて俄に南風となり|暖気過る事あり蚕のため甚だあしき風也》南を塞ぎ.その外の 戸窓を開き涼きやうに工夫し生桑を井戸へ下げるよく冷して 不時にしば〳〵喰すべし 《割書:南風をふせぐため次の間にて唐箕を廻し。蚕室へ其|風を入るもよし。又大うちハニて。隙なくあふぐもよし》 不時にしば〳〵喰すべしもよるもよし。大うちは大うちはて誤なくあふぐもよし《割書:大体一昼夜位のものなればしばらくは|大病人をあつかふ心得にて用断すべからず》 ●村方には田植。草払の時節。ひまなきニ任せ六度の定食も漸く二三度ならず喰さぬ勝の習はしと聞たり。三日もケ様にしては。畢竟病を招く道理なれば手抜なく心を用ふべし ●塩気・臭気・香気・螺の音。砲声・雷鳴を嫌ふ也 ○桑葉の貯へやう 芽桑の程は瓶又は箱桶等何れも蓋して風にあてざれば二 三日ハしなびぬ物也。多く貯へ置には土間或は板の間等四方を囲ひ 風にあてず置べし《割書:穴蔵へ貯へるは尤よし常に|汲ざる井の内へ下げ置もよし》 桑葉多ければ。中