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豆腐百珍余録 - 翻刻

豆腐百珍余録 - ページ 6

ページ: 6

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豆腐百珍余録      見返  淮南百珍余賞と題し下に楼上宴会の図あり      序文  菽乳好の君子予に謂つて曰豆腐の割烹は淡薄を素  として花美を事とせず自ら節倹にして身を守るの教にも  かなひぬる上雅素の風味あるはさらなり百珍及続百珍出て  凡淮南の和調つくさゝるところなしと云べしされとも浪速のよしあし  聞つたへ浜のまさこのかすかきりも此他になどかなからんいさしらぬひ  のつくしとりがなくあづまの都なんどに奇珍製もまた〳〵あなるべし  見きかまほしきものなりと予対て曰是あり〳〵瑣尾の事ながら気  運の同ふする処なるや百珍を出せしおりふし東都にも豆華集  の作ありて印行すとく購て予か家に蔵む【おさむ】閲したまへといへば君  子つら〳〵見て曰百珍に比ふれは目録もなく品もわかたずなら〳〵  しきに似たりこれかへつて東の一風流このまゝにて行はんと其詞  にすがりて百珍余録と題して世にひらふす冀くは大方の君子  雲顧したまへ          書房春星堂主人しるす