翻刻
【右丁】
しばいの
大入にハ
ちいさな
きもを
またつぶし
さじきのこ
らずもう
せん
にててり
かゞやき
どま【土間】さじき【桟敷】ハ
よつわいつかわとり
おちまなるのまおいこミ
のはめをはづし
ひきふね【曳舟。観客席の名称】もちや屋つきの
【左丁。欄外右側書き入れ「地九」】
けんぶつらかん【羅漢。羅漢台のこと】にも千五百人ほど
のぼりぶたいにもしんさじきが
でききやうげんする所ハ
たゝミにじやうほど
ありよりとも
公ハけんぶつのあいだ
からいでたまふ
きんねんの大入
切おとしのわりこミ
をミてハ豆男
にハとんとわからず
ぜにをだしたものが
しからておしこまれハ
せまいおしこんだものハ
でゝゆくからけんぶつ
てハあるまい
ぜにをたしたほうが
りくつがわるいか
たゞしきハきりおとしハ
ミんなふるまいか
どうもこれハ
わからぬと
一日くろふに
する
【図中の言葉】
こら
あがれ
こむしばや
だハナ