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翻刻
半切(はんきり)二百 枚余(まいよ)《割書:各(おの〳〵)一ツ仕廻(しまい)|に充(あて)る》○□(もと)おろし桶(おけ)二十本余○三尺桶三本余○から
臼(うす)十七八 棹(さほ)○麹盆(かうしふた)四百枚余○甑(こしき)はかならず薩摩杉(さつますき)のまさ目(め)を用(もちゆ)
木理(きめ)より息(いき)の洩(も)るゝをよしとす、其余(そのよ)の桶(おけ)は板目(いため)を用(もち)ゆ○袋(ふくろ)は十二石の
醡(ふね)に三百八十 位(くらい)○薪入用(たきゞいりよう)は一□ (ひともと)にて百三十貫目余なり
製灰(はいのせひ)
豊後灰(ぶんごはい)一斗に本石灰四升五合入れ、よくもみぬき、壷(つぼ)へ入れ、さて、はじめ
ふるひたる灰粕(はいかす)にて、たれ水(みづ)をこしらへ、すまし灰(はい)のしめりにもちゆ
尤口伝(もつともくてん)あり
なをし灰(はい)
本石灰一斗に豊後灰(ふんごはい)四升、鍋(なべ)にていりてしめりを加(くわ)へ用(もち)ゆ
○囲酒(かこひさけ)に火をいるゝは入梅(つゆ)の前(まへ)をよしとす
味醂酎(みりんちう)
【このページの□は酉に胎の字。 酒母の酛のことか。】