琉球・沖縄の世界を翻刻する

コレクション: ハワイ大学所蔵 阪巻・宝玲文庫 vol. 1

琉球来朝記 自一至七 - 翻刻

琉球来朝記 自一至七 - ページ 9

ページ: 9

翻刻

しむ国は東海の南に在て大琉球 小琉球といひ閩越福建(ミンエツフクケン)の地を 相対し順風なれは七日にして福建ゟ 琉球に達す薩州ゟ三百五拾里 にして飈風にしては十日を過す して至る太閤秀吉公の時琉球ゟ 市買交易(イチガイカウエキ)を通せんため使を通し 朝貢(チヤウカウ)す薩摩大隅船路能きにより て船の往来有り大(タイ)-明(ミン)是を聞て 琉球を責め日本の通信を絶しむ 是よりして琉球より通し無き事 拾余年也家久此事を申上る