徳島県立図書館所蔵資料を翻刻

コレクション: コレクション1

花土産 - 翻刻

花土産 - ページ 7

ページ: 7

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めてきぬる花もの語聞さはや   かく言すてゝ蝸室を出ぬ日々の   記行もさえ短くて敷島の道ふみ   まとひしもかへりみすかねて好る道   とてたまほこの道のくさ〳〵拙き   筆にまかせて腰折やら狂歌やら   本句やおこかましくもかい付侍る   いや生月初の九日津田浦出帆し侍り   けるか風あしきとてもとの湊にいる 此東風に吹もとされし出船かな   夜泊 真帆ならぬ風をかこちてみなと江に とまをしき寐の枕つれなき   翌早天出舩【船=常用漢字】 目ふる間に霞て遠し眉の山 真帆片帆かすみの浪をこきわけて しほちのとけき    沖の友ふね