徳島県立図書館所蔵資料を翻刻

コレクション: コレクション1

花土産 - 翻刻

花土産 - ページ 8

ページ: 8

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待えたるあらしにつれていて船の きの路の山もみえてまちかき    沼島にて 逆鉾の是も雫か岩つゝし   此日風定らす帆あけつおろしつ   沖から白波にゆられて夜たゝ枕   やすけなし 春寒しお石【召ヵ】か端の磯まくら   翌夜と共に出船 あはちかた霞わたれる波の花の みるめもふかき春のあけほの   けふしも風むかいて沖にたゝよふ   巳の刻はかり由良浦に風を待狂歌 夜はすから浪にゆられてみし夢の そらまさしけれゆらの風待   未の刻はかり風直りしとて船を   出す暫時の間に谷河のみなとに   つきぬ故人寿午【不明】か句に