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度よし其節町人金子壱分持合居候間右を手
付ニ相渡待せ置もよりの出入之御籏本屋敷
へ参り右之趣をはなし金子借用いたし当人
へ相渡亀を引取帰りニ右籏本屋敷へ立寄見
せ候處是ハ誠珍敷亀ニ候間ケ様之ものを持
居候而ハ如何様之事出来候やも相しれ不申
候間御大名へても上ケ候方可然とのはなし
ニ付町人も持居候も心わるく相成出入之御
大名松平越前守様へ入御覧候處珍敷亀ニ付
買上ケ候而
公辺え献上可致亀へ白キ星出候ハ千年ニ壱
ツツヽ星出候よし左候へハ五千年ニも相成候
亀と相見候との事
《割書:廿一日 |七十三度》 朝よりくもり南風むしあつし雨ちら
《割書:八十五度》 ほら直晴天ニ而むら雲南風よほとつ
《割書:弐朱金百両え|此節拾六両付候よし 》よし七ツ半時ゟ風やむ
祇園寺辺おか穂のなかさかね尺ニ而壱尺弐
寸余数五百粒余なり平年之三増培【倍】位ニ相見
申候
田の稲穂も五百七八十粒なり候との事