茨城大学図書館所蔵資料を翻刻

コレクション: 大高氏記録

巻8 万延辛酉年 日記帳 - 翻刻

巻8 万延辛酉年 日記帳 - ページ 69

ページ: 69

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 度よし其節町人金子壱分持合居候間右を手  付ニ相渡待せ置もよりの出入之御籏本屋敷  へ参り右之趣をはなし金子借用いたし当人  へ相渡亀を引取帰りニ右籏本屋敷へ立寄見  せ候處是ハ誠珍敷亀ニ候間ケ様之ものを持  居候而ハ如何様之事出来候やも相しれ不申  候間御大名へても上ケ候方可然とのはなし  ニ付町人も持居候も心わるく相成出入之御  大名松平越前守様へ入御覧候處珍敷亀ニ付  買上ケ候而  公辺え献上可致亀へ白キ星出候ハ千年ニ壱  ツツヽ星出候よし左候へハ五千年ニも相成候  亀と相見候との事 《割書:廿一日 |七十三度》  朝よりくもり南風むしあつし雨ちら 《割書:八十五度》  ほら直晴天ニ而むら雲南風よほとつ 《割書:弐朱金百両え|此節拾六両付候よし 》よし七ツ半時ゟ風やむ  祇園寺辺おか穂のなかさかね尺ニ而壱尺弐  寸余数五百粒余なり平年之三増培【倍】位ニ相見  申候  田の稲穂も五百七八十粒なり候との事