Gallicaの日本資料を翻刻!

コレクション: コレクション4

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5340 (2) - 翻刻

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5340 (2) - ページ 54

ページ: 54

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まいらはさるかた【そういう方向】にてもまきらはしてん【紛らわしてしまおう】とおほ せと女はた【やはり】中〳〵やむことなきゝはの人より もいたう【たいそう】おもひあかり【気位が高く】てねたけ【妬まし気】にもてなし きこえたれは心くらへ【意地の張り合い】にてそすきける京の 事をかくせき【須磨の関】へたゝりてはいよ〳〵おほつ かなく【逢いたいと】おもひきこえ給ていかにせました はふれにくゝ【軽く考えては済ませなく】もあるかなしのひてや【人目に立たぬようにして】むかへたて まつりてまし【迎えに行けばよかった】とおほしよはる【お気持ちがくじける】おり〳〵あれと さりともかくてやはとしをかさねむといま さ(さ)ら に人わろき事を【みっともないこと】はとおほししつめたり【乱れた心を落ち着かせなさった】