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いなたのみ【あいな頼み=あてにならない期待】にゆくすゑ心にくゝ【不安に】おもふらめ中〳〵
なる【中途半端な】心をやつくさむとおもひてたゝこのうら
におはせんほとかゝる御ふみはかりをきこえ
かはさむこそをろかならね年ころ【年来】をと【噂】にのみき
きていつかはさる【そのような】人の御ありさまをほのかにも
見たてまつり世になきものときゝつたへ
し御こと【琴】のねをも風につけてきゝあけくれ
の御ありさまおほつかなからて【気がかりに思って】かくまて【こんなにまで】世に
ある物とおほしたつぬるなとこそかゝるあま
の中にくちぬるみにあまることなれなとお