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みしう【辛く】物おもはしき【思われてならない】世にこそありけれとかねて
をしはかり【推量して】思ひしよりもよろつにかなしけれと
なたらかに【無難に】もてなしてにくからぬさまにみえた
てまつるあはれとは月日にそへておほしまはせ
と【あれこれと思案なさるが】やむことなきかたのおほつかなくてとし月
をすこし給ふるにたゝならすうち思ひおこせ【関心をよせ】
給らんかいと心くるしけれはひとりふしかち【臥しがち】
にてすくし給ゑをさま〳〵かきあつめてお
もふことゝもをかきつけ返事きくへき【書けるような】さまに
しなし給へり【配慮して作られた】見ん人の心にしみ【染み】ぬへきものゝ