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さまなりいかてかそらにかよふ御心ならむ二条
の君も物あはれになくさむかたなくおほし給
おり〳〵おなしやうにゑをかきあつめ給つゝや り【左に「ヒ」と傍記】
かて我御ありさま日記のやうにかき給へり
いかなるへき御さまともにかあらむとしかはりぬ
うち【内裏】に御くすりの事【病気(帝が)】ありて世中さま〳〵に
のゝしる【評判が立つ】たうたい【当代】のみこは右大臣のむすめ そ(の)【左に「ヒ」と傍記】
承香殿(そきやうてんイ)の女御の御はらにおとこ宮むまれ
給へるふたつになり給へはいとい ◦(わ)けなし【年がいかず頼りない】春宮【とうぐう】
にこそはゆつりきこえ給はめ【御譲位なさるのだろう】おほやけの御う