← 前のページ
ページ 61 / 106
次のページ →
翻刻
皆々商売休ミ 居候
公辺にて御吹立之品直下ニ御触出候訳ハ有
之間敷とハ存候へとも今日ニ相成候而も実
説不相分今ニ皆々心配致居候全ク江戸表へ
右様之御触出候事ニも候ハヽ国乱之基と存
候間いつれ浮説と相見申候
十九日 朝より快晴村雲残暑強八ツ半時ゟ雷
《割書:七十九度|八十六度》 声雨少しふる七半時止ム又々夕雨少
しふる
今夕方御町方御役所ゟ
壱分銀之儀弐朱ニ相成候事ハ全ク浮説之よ
しやはり壱分ツヽに通用可致様御達出る
廿 日 朝よりくもるむしあつし終日大暑夜
《割書:七十七度|八十五度》 中迄あつし
同日暮六ツ半時頃表庇外雨落際用水桶前へ
四五十日程も育候と相見之男子極古キ破れ
紺襠之子供袷へくるミ縞の同古袷を畳枕ニ
致捨置候ニ付拾ひ取直ニ乳相尋候所常葉裏
通見川屋太十妻当月六日出産いたし子とも
ハ無之よし承り候ニ付早速本田ヤ庄衛を以