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威公様【水戸藩初代藩主徳川頼房】弐百回忌ニ付御停止普請ハ御当日計
鳴物ハ是迄御停止中ニ付別段御達は無之候
《割書:廿七日 |六十九度》 朝より曇冷気九ツ半過雨降半時計に
て止八ツ時又々小雨直止ム
比藤才金辺ニハ七八人程も悪ものとも山籠
いたし居昼ハ山ニかくれ居夜ハ山より下候
而村々をさわがし夜盗押借等ニ持込古今ニ
払窓之由見世懸方之ものも野口ニ而留られ
候ニ付引返し候
太田郷ニ而国安村一ヶ村ニ而十六軒里川の
水俄ニ出水押流され死人も六七人有之其外
村々野水押出流家死人数不知
真壁辺山々ぬけ候而大石砂等押出し潰家死
人等有之候よし
川和田辺俄ニ大水押出し平戸車屋床上弐尺
余も上ケ俄之事ニ而箪笥其外諸道具等衣類
迄不残水入ニ相成候由又沢わたり車屋押流
され橋迄落る仙波よりびつこ町通大水ニ而
通用不相成
中川ハ存之外水も出不申候へとも流家余程