翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション2

(画挿)養生はなし 2巻 - 翻刻

(画挿)養生はなし 2巻 - ページ 59

ページ: 59

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【右丁】   服(ふく)すれば四時(しいじ)の邪気(ちやき)を除(のぞ)くといふ  ○七草(なゝくさ)    芹(せり) 薺(なつな) 鼠麹(そきく)草 蘩蔞(はこへら) 仏座(ほとけのざ)    菘(すゝな) 蘿蔔(すゝしろ) ○芹(せり)薺(なつな)こぎやうはこべら仏(ほとけ)の坐(ざ)すゝなすゝしろ是(これ)そ七(なゝ)くさ ○けふそかしなつなはこへら芹(せり)つみてはや七種のおもの参(まい)らん ○七種のかゆをなむれば一年(ひとゝせ)のあらゆる毒(どく)を除(のそ)ぐとそしれ  ○同 十五日   小豆粥(あつきかゆ)   此(この)かゆを食(しよく)すれば火災(くわさい)をのかるゝといふ 【左丁】 ○もちの日の小豆(あつき)の粥(かゆ)をいはゐなば火難(くわなん)や邪気(ちやき)は払(はら)ふなるべし ○初春(はつはる)の望月(もちつき)にゝるかゆなれはなべてならすは赤(あか)きなりけり  二月 《割書:夾鐘 如月 花朝 梅見月 仲春》   二日 灸(きう) 此(この)灸(きう)を毎春(まいしゆん)すれば諸病(しよびやう)を受(うけ)ず   事始(ことはしめ)同八日   此(この)日 事初(ことはし)めといふはいにしへ武甕槌命(たけみかつちのみこと)疫神退治(やくしんたいじ)に   出陣(しゆつじん)あつて十二月八日 帰陳(きちん)ありといふ此日五十 矢(や)の   靱(ゆき)を門戸(もんこ)にかけよと其世(そのよ)の民(たみ)に神佗(しんた)【注】有(あり)しとなり後(こう)   世(せい)は夫(それ)をかたとりてひげ籠(かご)門戸(もんこ)に懸(かく)れば疫(やく)   神(しん)を払(はら)ふとなり 【注 「神託」ヵ】