翻刻
【右丁】
東都 官匠 広丹晨父著
《割書:秘|伝》 匠家絵様集 完
《割書:予|》家往年より匠家の書を刻御手数品なり猶漏た
るを拾ひ輯めなは人の一助とも成なんと 官匠広丹氏に乞
求め此絵様集を得て梓にえりぬ此書によりて巧をなし
なんに▢【はヵ】誠に一道の規矩準縄ならん而已 千鐘房梓【朱印】
【左丁】
絵様集
匠家絵様を稽古せんと思ふも其絵様【上下二ヶ所朱印】
の集めたるなけれは試み書ん心ありて
も本なきに患ふ故に見しにまかせ
て書しをあつめて一巻となし絵様
集と名つく家〳〵の人は其師家〳〵に
法ありまた片田舎の人の如きはその所