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コレクション: 養蚕の書

養蚕家伝集 - 翻刻

養蚕家伝集 - ページ 23

ページ: 23

翻刻

   右箙壱枚掃五拾四五枚用る 一/絹(きぬ)繭九斗五升余  一大繭弐斗五升余   都合壱石弐斗但し切升也    右凡壱貫弐百目余 一種/巣(す)壱石壱斗余 一蛾十分に有時は 百圓座上けて百枚余取り          此賣金高           弐拾五両ゟ三四拾両位迄に成もの也    廿九  桑積(くわつも)り之事 桑積り鷹(たか)蚕迄三/背負(せお[い])切但しほき合にて舟蠺せ負切 前に同し庭蚕弐拾負切前に同し但し撫(なて)蚕七匁庭蚕 百圓座   三十  種善悪を知る事 一種の善悪を見る事至て難し其大/概(かい)前文に述(のへ)置/夏(なつ) 潤ひありて種肥うつくしく秋冬かわき潤ひなく種痩 るは悪種なり其潤ひなく種の色(いろ)白け秋はうるをひ出て 種肥るは善(よき)種なり   三十一  養蠺(ようさん)始(し)終心得之事 是は掃たる日ゟ天気の晴/曇(くも)り年の寒暖(かんたん)陽気の 遅/速(そく)種数撫桑の伐(きり)場人足/実(み)取迄記/未来(みらい)記は蚕 を用る普請/破損(はそん)棚の釣かた諸道具其年にさし 掛りなりかたき事あり前年是は斯(かく)くいたすへきなと 思ひ當る事を予(よ)時に記置此小/篇(へん)のことく飼立るならは 曽(かつ)て甲(こう)乙あるへからす乍併其家其處の相(さう)應/不相應(ふさうをう)