翻刻!草双紙の世界

コレクション: @chinjuさんと読む草双紙

花芳野犬斑 / 山東京伝作 - 翻刻

花芳野犬斑 / 山東京伝作 - ページ 6

ページ: 6

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せんねん一つ ながやの佐次兵衛 四こくをめぐ つてさるとなりしも まんざらの うそにては あるべからす 八郎兵衛は 一 ̄ト口くらひしよりこゝち れいならねば夜(よ)に げ に してうちへかへ        り けるが道にて犬 となりけれども じぶんはやつはり ありきたりの色 おとこのきどりゆへ はやくかへりしを 女ぼうにおんにきせ ちやをくめのかたをもめ    のとねつをふく【熱をふく=言いたい放題のことを言う】 おつまはていしゆのかほ 犬となりしゆへびつくり せしかしさいあらんと さあらぬていにしてきん       じよのひとにも 【左ページへ】 くちどめして ばんじにんげんの とりあつかい しける   こそ やさしけれ 【女房の台詞】 をや  〳〵〳〵     〳〵 【八郎兵衛の台詞】 びつくりするはづた  なんとはやくかへる   ものだらううれ    しいか〳〵とやき【ゆき?】          すぎる