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翻刻
桜井夫兵衛 同断
手下討取首 四拾四
以上
島原一揆松倉記曰二月廿八日之早天に雪に付
たる柵之木之扣をく川路希其間与里くゝ里
敵之居たる長小屋四郎かゐ居小屋土手を築
廻て松之丸通口に敵弐人居て退く者を伺ひ
土手に居たるとせり合壱人突伏壱人小屋之
方へ逃退く故に其入口心易く通る也此入口
狭き故に何も働事成かこし桑野山後先達而
此所之様子は如此西田角兵衛松原彦左衛門
も続て来長小屋之先広場に敵数百人ゐ置居
中ゟ三人鉄砲鉈長刀を振て加希出此方へ来
桑野孫兵衛山後吉左衛門出会互にせり合初
手に桑野突臥たり二之手は山後突留る今壱
人は有馬玄蕃頭殿内に何連と申たる人突留
る廿八日本丸にて之働巳之刻ゟは敵草臥大
宝働事なし刻限尓て諸人考可被成事同未之
刻に本丸落城也四郎は与し原之中に隠連居
たるを細川越中守殿家中陣野佐左衛門討取