翻刻
【標題】/大腎国(だいじんこく)の/赤開(あかがい)
大腎国とまうすは毛長じゆ/紅舌(さね)なが宿の
そう/名(みやう)にして味宜しうの東賞りか国の
開中にあり。この赤開二本の
ゆびにていちれば、ふくれ
しこりで肉一めんに
動き、また/松茸(まつだけ)をいれるときは、
白き水をはいて
無量にして一たび食するときは
よだれを質いれし淫水を
うり払っても是をくら
はん事を思ふなり。この
/貝水(かいみづ)の端にあり、ちかう
よって張出しをよまれませう。
○開/(かい)の満る時
○物よみのあと○退屈のとき○ぎょう
水の跡○さけのあと○足のつめ切りしあと
夜の九ツ時○開の干る時
○髪あらひしとき○化粧のあと○道つれとき
○食よくご○心づかひのとき○あさより九ツ時まで
【見物人つぶやき】「イヨウすてきな出らいもんじや/\/\