徳島県立図書館所蔵資料を翻刻

コレクション: コレクション1

名薬秘伝之書 - 翻刻

名薬秘伝之書 - ページ 13

ページ: 13

翻刻

温酒にて可(ベシ)_レ用但脈熱気あらは冷酒にて可し 用下戸ならは酒に水を加へて可与 一疵うづきなは蚕(カイコ)を髪結ふ時付る油にて摺 りのへて付へし 一疵深くは青木葉を粉にて疵の口へ 入其上に青木葉を張付てしばりを掛て可置 一疵切落したるには継く時笄を骨の内へ入れ 合する也昆布なり共白丁かなり共二分程も編 てくるりと引廻して後前(アトサキ)を結也筋は蟹の甲を 離して其中の筋を取りて細かに刻み筋の道へ 撚(ヒネリ)かへべしさて切落したる 方を下けて置へし つきたる方より血下りて継く物也扨上を河柳の 皮にて包み板に挟み置也板の広さ五分か又は 所によりて一寸にもすへし 一内薬一日に煩ふ時は六 度(ド)程用いる也 一気付薬を細々可与也    気付 蒲黄二分人参甘草少丁子一分 右まして笄(カウカイ)の耳(ミヽ)かき二つ三つ程与ふへし    矢根抜薬