徳島県立図書館所蔵資料を翻刻

コレクション: コレクション1

名薬秘伝之書 - 翻刻

名薬秘伝之書 - ページ 14

ページ: 14

翻刻

きしやく一分 鮫(サメ)の裏皮生栗松茸の等分に合せ 疵口へ余る程込み入其上に青木葉を張りこ ま〳〵と縛りを掛て置也又竹木抔のおれ込みた るは松茸生栗鮫の裏ら串柿の亥(サネ)右細末にし て付様前に同し             そばがら也 一疵くさく虫出来ふめり そはからをあくにたれ         布苔欤 蕎麦欤【下側三つ一括り】 て洗うへし 一洗ふに夏は一日に一度秋冬は二日に一度宛可洗    洗薬 一 芣苡(ヲバコ)忍冬(ニントウ)蘩蔞(ハコベ)藤こぶ楚(ソ)くづ塩(塩欤)少入れ煎し あらふへし 一血止め松のみとり粉にして付へし 一方 躑躅(ツヽジ)之花黒焼 一方きりんの血   きりん血也 一帯を解せ(セ)横寝させて血を自由にあるかせて 血の滞り無きやうに養生すへし 一折身の時腫れけるは桂いと黄柏を合せ水にて可付 一下痢せは河骨三分本味へ加ふへし七気共に此の心持也 一詰せは小角豆を三分加ゆる也 一腫気有は小角豆河骨を一両宛本味へ入へし