翻刻!地震・災害史料

コレクション: NDL地震・火山

安政大地震繪 - 翻刻

安政大地震繪 - ページ 5

ページ: 5

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《題:《割書:/諸客(おきゃく)ハ/八百万神(はつひやくばんじん)の/大一座(おおいちざ)|/馳走(ちくそう)ハ/鹿嶋(ていしゆ)が/地震(ぢしん)の/手料理(てれうり)》/鯰(なまづ)能かば焼(やき)大(おゝ)ばん振(ぶる)舞(まひ)》 鹿島(かしま)大/明神(みやうじん)出雲(いづも)の大社(おゝやしろ)に おりて諸々(もろ〳〵)の神達(かみたち)とともに 氏子(うぢこ)の者(もの)の縁結(えんむすび)をして 居(い)給ひしに本国(ほんごく)より早飛脚(はやびきゃく)を もつて府内(えど)の大変(たいへん)を告(つげ)こし たるにぞ取(とる)ものもとりあへず神(じん) 通(つう)をもつて数百里(すひやくり)の道(みち)をその 夜(よ)のうちにとつてかへしすぐさま かの大鯰(おゝなまづ)をとつておさへ以後(いご)の見せ しめなればきびしき/刑(けい)■(ばつ)におこなはんと せらるゝところへ日本六十余州(につほんろくしふよしう)大小(たいしよう)の/神(じん) /祇(ぎ)も/縁(えん)むすびはそこ〳〵にとりしまひ おの〳〵うちそろひて鹿(か)しまへ見舞(みまひ)ふ きたまひしがこのていを見てかしまの かみのはたらきをかんじまたなまつの いと強大(ぎやうだい)なるにおどろきしよう たんし給ふこと■ゑもしばしやま ざりけりあるじの明神はゑんろ の所さつそくにお見まひくだ されしだんありがたくぞんずると いち〳〵にれいをのべさて諸神 たちへなにがなちそうせんと おもはれしがかくにはかの きやくらい【客来】といひことに八百萬 の大きやくなればいかゞはせんと ゑびすこんひらの二神へだんかう せられしになにかにといはふより この大なまづをかばやきにして ふるまひなばよきもてなし ならんといふにげにも【その通りだ】とお もひにはへにそのかうゐ【行為】を なしてづから大なまづを さきてかばやきになし 八百萬神たち をもてなし 給ひしは神武 いらいはなし にもきかざる うそ八百を おみきの あまりに よふて のぶる 【図中文字】 西宮ゑび寿 さぬきこんぴら ゝ 鹿島大明神 【地震資料 科博IIIFデータセットにも同じ資料あり】