翻刻!草双紙の世界

コレクション: @chinjuさんと読む草双紙

百鬼徒然袋 3巻. [3] - 翻刻

百鬼徒然袋 3巻. [3] - ページ 6

ページ: 6

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【右丁】    猪口暮露(ちよくぼろん) 明皇(めいくはう)あるとき書を 見給ふに御 机(つくへ)の上に 小 童(どう)あらはる明皇 叱(しつ)したまへは臣は是 墨(すみ)の精(せい)なりと奏して きへうせけるよし 此 怪(くはい)もその類かと夢          のうちにおもひぬ 【左丁】     瀬戸大将(せとだいしやう) 槊(ほこ)をよこたへて詩を賦せし  曹孟(そうもう)徳(とく)にからつやきの    からきめ見せし《振り仮名:■鍋|かんなべ》の       寿亭候(じゆていこう)【侯ヵ】にや蜀江(しよくこう)の     にしき手を着(き)たりと       夢のうちにおもひぬ 【「■鍋」は「燗鍋」ヵ】