翻刻
【右丁】
五徳猫(ごとくねこ)
七とくの舞を
ふたつわすれて
五徳(ごとく)の官(くは)者と
言ひしためしも
あればこの猫も
いかなることをか
忘れけんと夢の
中におもひぬ
【左丁】
鳴釜(なりがま)
白澤避怪図(はくたくひくはいのづに)曰(いはく)
飯甑(はんそう)作(なす)_レ声(こへを)鬼(きを)名(なづく)_二
歛女(れんしよと)_一【注】有(ある)_二此怪(このくはい)_一則(とき)
呼(よべば)_二《振り仮名:鬼-名|きのなを》_一其怪(そのくはい)忽(たちまち)
《振り仮名:自-滅|おのづからめつす》
夢のうちに
おもひぬ
【注 「歛女」は「斂女」の誤】