翻刻
八丈嶋滞留中江戸着より
帰国ニ相成候まての始末
一八丈嶋着船之上島方役人中御差図を以
平四郎と申仁方江止宿滞留中数拾軒ゟ
木綿鰹節薩摩苧等拾四人者江送り被下
御深切ニ被成下候御方者別紙控書所持仕候
猶又嶋ニ而追々病死仕候七人者共八丈じま
宗福寺相頼戒名申請仏事弔ひ御念頃ニ
被成被下候右御寺浄土宗にて候得共肉食
妻帯前々より嶋方の仕来之由其後右嶋
服部源兵衛殿御預り御用船ニ嶋方年寄
勘平殿御差添拾四人共ニ江戸着仕嶋
会所鉄炮洲伊勢屋庄次郎と申仁かた江
一同着仕候うへ嶋御代官三河口太忠様江
被召出御吟味有之候而御酒昼食被下置尚