東京学芸大学「学びと遊びの歴史」を翻刻!

コレクション: 学校教材発掘プロジェクト 1

竹取物語 - 翻刻

竹取物語 - ページ 12

ページ: 12

翻刻

とて返し出すはちを門に捨て此歌の返しをす   しら山にあへはひかりのうするかと    はちをすてゝもたのまるゝかな とよみて入たりかくやひめ返しもせすなりぬ みゝにもきゝ入さりけれはいひかゝつらひて 帰りぬ彼はちをすてゝ又いひけるよりそおも なき事をははちをすつるとは云けるくらも ちの御子は心たはかり有人にておほやけには つくしの国にゆあみにまからんとていとま 申てかくやひめの家には玉のえたとりになん まかるといはせてくたり給ふにつかうまつる へき人々みな難波まて御をくりしける御子い としのひてとの給はせて人もあまたゐておは しまさすちかうつかうまつるかきりして出給ひ 御をくりの人々見奉りをくりて帰りぬおはし ましぬと人には見え給ひて三日はかり有てこ き給ぬかねてことみな仰たりけれは其時一つ のたからなりけるうちたくみ六人をめし取て たはやすく人よりくましき家をつくりてかま とを三へにし籠てたくら【ママ】を入給ひつゝ御子も 同所にこもり給ひてしらせ給ひたる限十六そ をかみにくとをあけて玉のえたをつくり給