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とて返し出すはちを門に捨て此歌の返しをす
しら山にあへはひかりのうするかと
はちをすてゝもたのまるゝかな
とよみて入たりかくやひめ返しもせすなりぬ
みゝにもきゝ入さりけれはいひかゝつらひて
帰りぬ彼はちをすてゝ又いひけるよりそおも
なき事をははちをすつるとは云けるくらも
ちの御子は心たはかり有人にておほやけには
つくしの国にゆあみにまからんとていとま
申てかくやひめの家には玉のえたとりになん
まかるといはせてくたり給ふにつかうまつる
へき人々みな難波まて御をくりしける御子い
としのひてとの給はせて人もあまたゐておは
しまさすちかうつかうまつるかきりして出給ひ
御をくりの人々見奉りをくりて帰りぬおはし
ましぬと人には見え給ひて三日はかり有てこ
き給ぬかねてことみな仰たりけれは其時一つ
のたからなりけるうちたくみ六人をめし取て
たはやすく人よりくましき家をつくりてかま
とを三へにし籠てたくら【ママ】を入給ひつゝ御子も
同所にこもり給ひてしらせ給ひたる限十六そ
をかみにくとをあけて玉のえたをつくり給