東京学芸大学「学びと遊びの歴史」を翻刻!

コレクション: 学校教材発掘プロジェクト 1

竹取物語 - 翻刻

竹取物語 - ページ 32

ページ: 32

翻刻

てつなをかまへて鳥の子うまん間につなを つりあけさせてふとこやすかひをとらせ給ひ なはよかるへきと申中納言のたまふやうい とよき事なりとてあなゝひをこほし人みな 帰りまうてきぬ中納言くらつ丸にのたまは くつはくらめはいかなる時にか子をうむとし りて人をはあくへきとのたまふくらつ丸申様 つはくらめ子うまんとする時は尾をさゝけて 七度めくりてなんうみおとすめる扨七度めく らんおりひきあけてそのおりこやすかひはと らせ給へと申中納言よろこひ給て万の人 にもしらせ給はてみそかにつかさにいまして をのこ共の中にましりてよるをひるになして とらしめ給ふくらつ丸かく申をいといたくよ ろこひてのたまふこゝにつかはるゝ人にも なきにねかひをかなふる事のうれしさとの 給ひて御そぬきてかけつけ給ふつ【ママ】さらによさり 此つかさにまうてことの給ふてかはしつ 日暮ぬれは彼つかさにおはして見給ふに誠つ はくらめすつくれりくらつまろ申やうおう けてめくるあらこに人をのほせてつりあけさ せてつはくらめのすに手を指入させてさくる