東京学芸大学「学びと遊びの歴史」を翻刻!

コレクション: 学校教材発掘プロジェクト 4

頭書萬用婦人手紙之文言 - 翻刻

頭書萬用婦人手紙之文言 - ページ 65

ページ: 65

翻刻

【頭書・右丁】 過(すぎ)て前髪(まへがみ)をとり稚(をさな) 名(な)をあらたむ女はかほ なほしとて眉(まゆ)を取 鉄醤(かね)【漿】 を付る大かたは縁組(えんぐみ)さだ まりて歯をそむるなり ○婚礼(こんれい)は殊(こと)に大事の 祝(いわひ)にてかず〳〵の法式(ほうしき) あり前(まへ)に出す ○年老(としおい)て法体(ほつたい)の 祝義(しうぎ)且(かつ)年賀(ねんが)度々(たび〳〵) ある中にも六十一を本(ほん) 卦(け)かへりといひ七十を 古稀(こき)の賀(が)といひ米の 祝(いは)ひとして八十八の年(とし) 誕生(たんじやう)日を祝(いは)ひ寿饅(じゆまん) 頭(ぢう)を製(せい)して祝ふなり 【本文・右丁】 来世(らいせ)の宝(たから)なり また物(もの)かくゆへに 身をたて仕合(しあはせ)よき 女性(によしやう)も世(よ)に多(おほ)し習(なら)ひ 給へや習ふべし    めてたくかしく 【左丁】       日本橋通壱丁目           須原屋茂兵衛       同   二丁目           小林新兵衛       本石町十軒店           英 大助 東都書林  中橋広小路           西宮弥兵衛       馬喰町二丁目           西村与八       芝三嶋町           和泉屋市兵衛       芝神明前           岡田屋嘉七